ミステリー小説

おすすめのミステリー小説1~アガサ・クリスティーの世界~珈琲のおともの一冊を!

ミステリーの女王 アガサ・クリスティー

アガサ・クリスティーのミステリー小説のうち、おすすめの作品を紹介します。ミステリー小説の初心者でも読みやすく、アガサ・クリスティーの作品を読んだことない人にもおすすめの代表作5選です。

★スタイルズ荘の怪事件(1920年発行)

おすすめのミステリー小説:アガサ・クリスティーの作品1

ミステリーの女王アガサ・クリスティーといえば、そう名探偵ポアロ。名探偵コナンにも出てくる名前ですね!コナン君では喫茶店の名前でしたが(笑)。さて、このミステリー小説は、エルキュール・ポアロが初めて登場する作品です。しかも、アガサ・クリスティーの長編小説デビュー作なのです。

ヘイスティングズは、戦場で傷を負い疾病休暇を与えられ本国へ帰還することになった。偶然再会した友人の招きで『スタイルズ荘』に滞在するのだが…そこで、スタイルズ荘の女主人エミリー・イングルソープが毒死する。事故なのか、他殺なのか⁈謎めいた死が関係者の間で揺らぐ中、近くに住むベルギー人の探偵が調査を申し出る。それが、エルキュール・ポアロであった。

スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) アガサ・クリスティー(著)

ミステリーというと登場人物全員が怪しい人物で、しかも、全員が一度は疑われます。このミステリー小説も同じように二転三転しながらクライマックスへ導かれていきます。また、古典的ミステリーのひとつの要素として、探偵役と同様の情報が読者にもたらされていることです。ミステリー用語でフェアプレイといいますが、アガサ・クリスティーの作品にもいくつかこのフェアプレイ作品があります。フェアプレイで書き上げることで、読者にも本を読み進めながら推理を楽しませようという思惑があるのかもしれません。ところで、名探偵ポアロとヘイスティングは、ホームズとワトソンのそれに似ています。アガサ・クリスティーは、シャーロック・ホームズのファンだったのだとか。しかし、物語の構成そのものは、シャーロック・ホームズのそれとは異なります。

ここでミステリー用語をご紹介
シャーロキアンアーサー・コナンドイルの名探偵シャーロック・ホームズを熱烈に愛し崇拝している人々とのことです
フェアプレイ事件を解決できるだけの情報をすべて読者に与え、ミスリードするようなフェイクを書かないというスタイルのミステリー小説本のことです

★ABC殺人事件(1936年発行)

おすすめのミステリー小説:アガサ・クリスティーの作品2

ABCの頭文字を持つ人物が順に殺されていくのですが、ミッシング・リンクがうまく取り入れられたミステリー小説本です。ミッシング・リンクとは、ミステリー用語の一つで一見すると無関係に見える被害者たちの関係がある共通点によって繋がっていることをいいます。もともとの意味は、生物学上の言葉のようです。

ポアロに届いた一通の予告状。Aの頭文字を持つ老婆が殺された。そして、第二、第三の殺人事件。ABCの順に殺されていく被害者。そのたびに届く挑戦状・・・

ABC殺人事件 (クリスティー文庫) アガサ・クリスティー(著)

この作品は、アガサ・クリスティーの代表作でもある作品です。無関係な被害者が、ABCの名前順に殺されているようですが、そこには何か特別な繋がりがありました。ミステリー小説の王道で読みやすく、謎がとけた瞬間の感覚は楽しいものです。

★オリエント急行の殺人(1934年発行)

おすすめのミステリー小説:アガサ・クリスティーの作品3

オリエント急行に乗ったポアロ。乗り合わせたアメリカ人が脅迫状を受け取る。そんな中、列車は雪のために立ち往生するが、翌朝、脅迫状を受け取ったアメリカ人が死体で見つかった・・・

オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) アガサ・クリスティー(著)

ミステリー小説の用語でフーダニット小説といわれる手法で展開される作品です。フーダニット小説とは、『Who done it?』(誰が犯人か?)という犯人を当てることに重きを置いた作品をそのように呼びます。アガサ・クリスティーの作品には、このフーダニット小説の本が多く、次に紹介する『そして誰もいなくなった』もその一つです。オリエント急行に乗り合わせた登場人物がなんとも魅力的で、個性あふれる人々、サプライズ・エンディングをお楽しみください。

★そして誰もいなくなった(1939年発行)

おすすめのミステリー小説:アガサ・クリスティーの作品4

クローズド・サークルと呼ばれる設定で展開されるミステリー小説です。クローズド・サークルとは、ミステリー用語で嵐などで脱出不可能になった孤島、吹雪の山荘、外界から隔絶された場所などを舞台に展開されるミステリー小説のことをいいます。

招待状である島に招かれた8人の人々と屋敷の召使の二人。しかし、紹介状の差出人は不在のまま、晩餐がはじまる。蓄音機から流れる謎の声。そして、一人の青年が毒で死亡。そして次々に殺害されてしまう・・・そして誰もいなくなった・・・

そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) アガサ・クリスティー(著)

物語は、後日救援に向かった救助隊が島で10人の死体を発見してから展開していきます。この作品に影響を受けたミステリー作家は多く、よく似たテイストのミステリー小説がかなりの数あります。なによりラストのサプライズ・エンディングをお楽しみに!衝撃がはしります。

★火曜クラブ(1932年発行)

おすすめのミステリー小説:アガサ・クリスティーの作品5

アガサ・クリスティーのミステリー小説には、もう一人探偵がいます。名探偵ミス・マーブルですが、このミステリー小説はこのミス・マーブルが登場します。名探偵ミス・マーブルは、安楽椅子探偵です。安楽椅子探偵とは、ミステリー用語でイスに座って話を聞いただけで推理してしまうミステリー小説のことです。ミス・マープルの家で開かれる火曜クラブ。過去の事件を語り合い、それぞれ推理を披露するのですが・・・。ミス・マープルの登場作品は、長編物もたくさんありますので読んでみてください。

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