おすすめのミステリー小説2~シャーロック・ホームズの世界~珈琲のおともの一冊を!

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シャーロック・ホームズ~アーサー・コナン・ドイル~

アーサー・コナン・ドイルのシャーロック・ホームズは、世界で最も有名な名探偵でしょうね

シャーロキアンという言葉を知っていますか?

アガサ・クリスティー記事で少し触れましたが、ミステリー用語でシャーロック・ホームズを熱烈に愛し崇拝している人々のことです

そんな言葉が生まれるほどに愛されるシャーロック・ホームズの世界を覗いてみましょう

シャーロック・ホームズのミステリー小説は、56話が短編で4話のみが長編なのです

今回は、シャーロック・ホームズ・シリーズ (創元推理文庫)の深町 眞理子 (翻訳)版をご紹介します

シャーロックホームズの冒険

ミステリ史上最大にして最高の名探偵シャーロック・ホームズの推理と活躍を,忠実なる助手ワトソンが綴るシリーズ第1短編集。

シャーロック・ホームズの冒険 アーサー・コナン・ドイル(著) 深町眞理子(翻訳)(創元推理文庫)

シャーロック・ホームズのシリーズは、過去に解決事件をワトソンによって語られる形式でまとめられたミステリー小説です

収録作品(12作品)
  • ボヘミアの醜聞
  • 赤毛組合
  • 花嫁の正体
  • ボスコム谷の惨劇
  • 五つのオレンジの種
  • くちびるのねじれた男
  • 青い柘榴ざくろいし
  • まだらの紐
  • 技師の親指
  • 独身の貴族
  • 緑柱石の宝冠
  • ぶなの木屋敷の怪

ボヘミアの醜聞

ある人物がホームズを訪ね、アイリーン・アドラーからある写真を取り戻してほしいという依頼をします

そこで、ホームズはアイリーン・アドラーから写真を取り戻そうとするのですが・・・

シャーロック・ホームズにとって、彼女はいつの場合も”あの女性”である。

シャーロック・ホームズの冒険 アーサー・コナン・ドイル(著) 深町眞理子(翻訳)(創元推理文庫)
ボヘミアの醜聞より

この冒頭の引用部分の”あの女性”、翻訳者によっては”あの女”になっているものもありますが、アイリーン・アドラーのことを指します

ボヘミアの醜聞のなかで、

ホームズがその女性、アイリーン・アドラーにたいし、恋に似た気持ちを持っているというわけではない。

シャーロック・ホームズの冒険 アーサー・コナン・ドイル(著) 深町眞理子(翻訳)(創元推理文庫)
ボヘミアの醜聞より

とありますが、ファンの間では色々と議論されているようですよ

名探偵コナンでも、このアイリーン・アドラーをモデルとしたキャラクターがあるのだとか

きっと、あの子ですね(哀ちゃん)

アイリーン・アドラーは、シャーロック・ホームズの作品の中でも有名な登場人物の一人ですが、実は、このボヘミアの醜聞だけにしか登場しません

この作品に出てくる『アイリーン・アドラー』は、シャーロック・ホームズが唯一敗北した女性として登場しますが、ホームズが敗北した点が有名になった登場人物たるゆえんなのでしょう

赤毛組合

新聞の広告に奇妙な募集が載っていた。赤毛組合の組合員に欠員が出たので、新たに募集するというものだった。簡易な仕事内容に対して多額の報酬を支払うというのだが、その条件とは・・・

 赤毛組合の組合員同士へーーーアメリカ合衆国ペンシルヴァニア州レバノン市の故イジーキア・ホブキンズ氏の遺志にのっとり、当組合に欠員が一名生じたことを報告する。~(中略)~心身健全にして、年齢二十一歳以上の赤毛の男子は、ことごとくわが組合の一員たる資格を有する。

シャーロック・ホームズの冒険 アーサー・コナン・ドイル(著) 深町眞理子(翻訳)(創元推理文庫)
赤毛組合より

シャーロック・ホームズの作品のなかでも最高傑作と称されるミステリー作品の一つで、わたしも大好きなミステリー小説です

まだらの紐

ある日の早朝、ホームズの元に一人の若い女性が訪ねてきます

夜中の3時になると口笛が聞こえてくるのだと、2年前に死んだ姉と同じように・・・

『ああたいへん! ヘレン! 紐よ! まだらの紐よ!』と金切り声で叫びたてましたーーーあの声は一生忘れられません。

シャーロック・ホームズの冒険 アーサー・コナン・ドイル(著) 深町眞理子(翻訳)(創元推理文庫)
まだらの紐より

まだらの紐も、赤毛組合と同様にとても人気の高いミステリー作品です

シャーロキアンの間では、この作品について様々な議論がされているそうです

読んでみるとこのトリックには少々無理があります

そのことから、実は相談に来た若い女性の完全犯罪だったのではないかというのです

是非、読んで検証してみてください

回想のシャーロック・ホームズ

収録作品(11作品)
  • <シルヴァー・ブレーズ>号の失踪
  • 黄色い顔
  • 株式仲買店員
  • <グロリア・スコット>号の悲劇
  • マズグレーヴ家の儀式書
  • ライゲートの大地主
  • 背の曲がった男
  • 寄留患者
  • ギリシア語通訳
  • 海軍条約事件
  • 最後の事件

シャーロック・ホームズが最初に手掛けた事件、探偵をはじめるきっかけとなった事件である『<グロリア・スコット>号の悲劇』

そして、宿敵モリアーティー教授の登場作品『最後の事件』などが収録されています

<グロリア・スコット>号の悲劇

「ねえワトスン、ここにこういう書類があるんだがね」と、わが友シャーロック・ホームズが言いだしたのは、ある冬の夜、暖炉をかこんで向かいあっているときだった。「これ、きみも一度は目を通しておく値打ちがあると思うんだ。こっちは帆船はんせん〈グロリア・スコット〉号で起きた凄惨な事件の記録、そしてこっちは、トレヴァー治安判事がこれを一読して、恐怖のあまりその場でショック死してしまったという、いわくつきのメッセージ」

回想のシャーロック・ホームズ アーサー・コナン・ドイル(著) 深町眞理子(翻訳)(創元推理文庫)
〈グロリア・スコット〉号の悲劇より

しかし、そのメッセージは、ショック死してしまうほどの内容ではなかったのだ・・・

ホームズが、探偵となるきっかけともいうべき事件の真相はいったいなんだったのか

背の曲がった男

ある夫婦が口論中に、夫だけが死亡し夫人は気を失って倒れてしまいます

夫は、誰に殺されたのか・・・

それならちゃんと手は打ってあるさ。例のぼくの〈ベイカー街少年隊ベイカー・ストリート・イレギュラーズ〉だけどね、そのひとりがいまそいつを見張ってるーーーリベットの座金よろしく、どこまでも男にくっついてゆくはずだ。

回想のシャーロック・ホームズ アーサー・コナン・ドイル(著) 深町眞理子(翻訳)(創元推理文庫)
背の曲がった男より

さて、〈ベイカー街少年隊ベイカー・ストリート・イレギュラーズ〉の登場作品ですが、短編にはこの作品にしか登場しません

『緋色の研究』『四人の署名』に登場する〈ベイカー街少年隊ベイカー・ストリート・イレギュラーズ〉は、ホームズが浮浪児を集めて事件の捜査を手伝わせていたグループです

このような少年グループは、他のミステリー小説家も書いていますよね

最後の事件

 彼は犯罪界のナポレオンだよ、ワトスン。およそこの大都会にはびこる悪の半数、そして発覚していない犯罪のほとんどすべては、彼が計画し、準備したものだ。彼は天才であり、哲学者であり、深遠な思想家だ。第一級の頭脳の持ち主だ。

回想のシャーロック・ホームズ アーサー・コナン・ドイル(著) 深町眞理子(翻訳)(創元推理文庫)
最後の事件より

ホームズの宿敵として語られるモリアーティー教授の初登場作品にして、世紀の対決場面である『最後の事件』で、ホームズはモリアーティー教授を上記のように評しているのだ

表題の通り、アーサー・コナン・ドイルはこの事件を最後にシャーロック・ホームズを終らせようと思っていたようです

シャーロック・ホームズの死によって・・・

シャーロック・ホームズの復活

最後の事件で死んだと思っていたシャーロック・ホームズの復活です

アーサー・コナン・ドイルは、シャーロック・ホームズがこんなにも人気がでるとは思っていなかったようで、しかも、人気にはなりたくなったようなのです

ですから、最後の事件でシリーズを完結させようと思っていたのですが、熱烈なファンの要望に応える形で『空屋の冒険』を書いたのです

収録作品(13作品)
  • 空屋くうおくの冒険
  • ノーウッドの建築業者
  • 踊る人形
  • ひとりきりの自転車乗り
  • プライアリー・スクール
  • ブラックピーター
  • 恐喝王ミルヴァート
  • 六つのナポレオン像
  • 三人の学生
  • 金縁の鼻眼鏡
  • スリークォーターの失踪
  • アビー荘園
  • 第二の血痕

シャーロック・ホームズ最後の挨拶

収録作品(8作品)
  • ウィステリア荘
  • ボール箱
  • 赤い輪
  • ブルース=パーティントン設計書
  • 瀕死の探偵
  • レイディー・フランシス・カーファックスの失踪
  • 悪魔の足
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶ーーホームズ物語の終章

緋色の研究

アーサー・コナン・ドイルの第一作目であり、長編小説そしてシャーロック・ホームズと相棒ワトソン博士のコンビが誕生した作品です

シャーロック・ホームズの物語を書いた順番はさておき、シリーズにおけるストーリーの始まりのお話しがこの『緋色の研究』です

ワトソンが戦場から戻り、住む家を探しているとき友人からシャーロック・ホームズがシェアハウスの相方を探していることを聞きます

 スタンフォード青年は、ワイングラスごしにどこか奇妙な目つきで私を見つめた。「あなたはまだシャーロック・ホームズという人物をご存じない」と言う。「ずっといっしょに暮らすとなったら、あるいは二の足を踏むかもしれませんよ」

緋色の研究 アーサー・コナン・ドイル(著) 深町眞理子(翻訳)(創元推理文庫)

そうして、始まった共同生活でしたがスコットランド・ヤードから一通の手紙が届きます

空き家でアメリカ人の旅行者が殺されたというのです

四人の署名

長編小説第二弾、とても美しい家庭教師がシャーロック・ホームズを訪ねてきた

父の失踪後、謎の人物から送られてきた高価な真珠、不気味な四つの符牒の意味とは!

バスカヴィル家の犬

長編ミステリーの最高傑作!長編第三弾

怪奇に満ちた事件、光る巨大な犬とバスカヴィル家に伝わる恐ろしい伝説

バスカヴィル家の当主が怪死した傍らには、大きな獣の足跡があった・・・

恐怖の谷

長編第四弾

宿敵モリアーティー教授の配下から届いた暗号には、ある人物に危機が迫っていることが記されていた

そして起こる凄惨な殺人事件、捜査に乗り出したシャーロック・ホームズが暴く真実は驚愕するものだった

おすすめの作品10選

以下10作品がおすすめです
  • ボヘミアの醜聞
  • 赤毛組合
  • まだらの紐
  • 最後の事件
  • 空屋の事件
  • 緋色の研究
  • バスカヴィル家の犬
  • 四つの署名
  • 踊る人形
  • 恐怖の谷

うさぎのるる

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