ミステリー小説のなかにホラー要素やファンタジー要素を取り込んだ小説3作品をご紹介します。アニメやコミック化もされているものを選びましたので、読書が苦手な方も楽しめます。
心霊探偵八雲 神永 学 著
大学生の晴香は、幽霊に憑かれた友人の相談をするために『映画同好会』を訪ねた。サークルの先輩に幽霊がらみなら『映画同好会』の斉藤八雲に相談するといいと言われたからだ。死者の魂が見える青年が事件の真相を探るミステリー小説です。ファンタジーあり、ホラーあり、恋愛あり、のミステリー小説(全17冊)です。
虫の知らせというものがある。誰か親しい者が直面した時、何らかの兆候でそれを感じるというものだ。その兆候の現れかたは人それぞれである。
心霊探偵八雲1 赤い瞳は知っている(角川文庫)
ファイルⅢ 死者からの伝言 より
八雲シリーズは、コミック版(全14巻)もでていますし、アニメでもやっています
イケメンの探偵の八雲君とボーイッシュな美人の晴香ちゃんのやりとりもキュンとします。
Another 綾辻 行人 著
夜見山北中学3年3組に転校してきた榊原恒一は、クラスがおかしいと感じていた
ひどく怯えているような・・・
そんななか、クラス委員長が凄惨な死を遂げた
ねえねえ。これってやっぱ、ほら、例の〈呪い〉のせいなのかなあ。「例の」って・・・・・・知ってるのか?おまえ。ちらっと耳にしただけ。詳しいところは知らないけど、でも・・・・・・。「呪われた三年三組」っていうもんな。
Another (上) (角川文庫) 綾辻行人(著)
単行本のほか、アニメとコミックがあります。本格的な長編ホラー小説、恐怖と謎と衝撃の結末を楽しみましょう。
番外編
続編
バチカン奇跡調査官 藤木 稟 著
天才科学者の平賀と古文書・暗号解読のエキスパートであるロベルトは、バチカン所属の『奇跡捜査官』である。世界中の奇跡調査を調査するのだが、ゆく先々で事件がおきます。二人の天才神父の名コンビ、角川ホラー文庫より全19冊!
第1弾:黒の学院
ある寄宿学校で起きた奇跡の調査に向かった二人、聖痕の浮かんだ生徒、涙を流すマリア像、浮かんだルーン文字・・・これは本当に奇跡なのか?!そんな中、連続殺人事件が起こった!奇跡と事件の謎とは?
『救世主は、凶弾を頭に受け倒れる。だが、その死に至る傷は神によって完治され、彼は再び、世の人々の前にあらわれるだろう。そして神は不滅なりということを証明なされるであろう・・・・・・』
ノストラダムスの予言の言葉が蘇り・・・・・・
バチカン奇跡調査官 黒の学院 (角川ホラー文庫) 藤木稟(著)
同じく、単行本のほかアニメとコミックがあります。今回は、ファンタジーとホラーとミステリーの要素たっぷりの3作品をご紹介しました。