ファンタジー小説

おもしろい本、絶対おすすめのファンタジー小説1~十二国記シリーズ~

『十二国記』 小野不由美 著

異世界ファンタジーのシリーズで、挿絵は、山田章博氏です。

世界観は、中華系異世界ファンタジーで世界に12国があり、天の神や女神が存在し、それぞれの国の王は、天の理(ことわり)に従って国をおさめている。そして、麒麟という神獣が王を選び王が天の理(ことわり)に背けば王も麒麟も病み、妖魔が跋扈(ばっこ)し国は滅んでしまうという世界で主人公がそれぞれ成長する物語です。

◆『月の影 影の海』本編の第1作目 (上・下巻)

普通の女子高校生『陽子』が異世界で様々な出会いを経験し成長していく物語。ある日、謎の男が学校に現れ、突然連れてこられた異世界。しかし、連れてきた男とはぐれてしまい、功という国に流れついた。海から来た者は殺される。そんな国を出て雁という国をめざす旅が始まる。魔物に襲われ、人に裏切られ、苦悩する少女。自分は化け物かもしれないという恐怖にさいなまれながら、けれど信じられる友『楽俊』に出会ったとき「強くなりたい」と願い、成長していく少女に心打たれます。

◆『風の海 迷宮の岸』 『魔性の子』の関連作

日本という異世界で育った小さな幼い麒麟は、戴国(たいこく)の王を選ばねばならないという重責に苦悩する。王の兆しとは何なのかがわからず、間違った王を選んでしまったのではないかという恐怖におびえる少年。愛らしい少年の描写が神獣としての麒麟の逞しさと相まって感動します。無事に王を選ぶことができるのか。

◆『東の海神 西の滄海』

少し時代が変り雁国の物語。王を選びたくないと逃げたつもりの麒麟(六太)だが、尚隆に出会った瞬間にこれが王とわかってしまう。王は国を亡ぼす。選んではいけなと思いながらも、尚隆の元を離れられない六太。飄々とした延王ですがせつない過去の物語と、快活な会話のコンビからふたりの絆がみえてくる。

◆『風の万里 黎明の空』 (上・下巻)

慶国(けいこく)の玉座についた陽子だったが政(まつりごと)は、思うようにいかず官僚たちとの探り合いが続いていた。一方、祥瓊(しょうけい)は、芳国(ほうこく)国王である父がころされ、みじめな暮らしをしていた。そして、鈴(すず)は、才国(さいこく)で、苦行を強いられて嘆いていた。3人の少女の交差する運命。それぞれに苦悩し、そこから前を見て歩き出したとき3人は出会い運命を引き寄せる。 王座につきながら臣に信頼を得られずにいる陽子と、芳国の公主でありながら父王が殺され嘆く祥瓊、そして、異世界に流され厳しい主に苦しめられる鈴の3人の少女の物語です。

『生きるということは、嬉しいこと半分、辛いこと半分のものなのですよ』

『風の万里 黎明の空 上』より引用

◆『丕諸の鳥』短編集 4編収録 外伝

十二国記の外伝。国からの命により重い任を担う男の生き様が描かれている。無事に任を全うできるのか。

◆『図南の翼』

12歳の少女が王になる! 裕福な豪商の家に生まれ何不自由なく暮らしていた12歳の少女。王が不在のまま27年がすぎ、恭国は乱れていた。妖魔も出るが大人たちは誰も行動しない。それなら、わたしが王になる!とても賢い少女ですが、麒麟に王に選んでもらうため麒麟の住まう蓬山に向かう旅にでます。道中、大人たちを巻き込みながら様々なことを学んでいくが・・・。無事に王となれるのか。

◆『華胥の幽夢』短編集 5編収録

国宝の華胥華朶(かしょかだ)は、国の未来を見せてくれるのか、それとも見せるのは理想なのか。王と麒麟の見る国の未来に理想と葛藤を描く『華胥の幽夢』の外、4話を収録しています。

◆『黄昏の岸 暁の天』

戴国(たいこく)の王である驍宗(ぎようそう)は、罠かもしらない反乱の鎮圧に向かった。しかし、戻らない王、そんな中、届いた悲報を聞いた麒麟までもが消えた。すさまじい勢いで荒廃しいく戴国で女将軍は、助けを求めるために慶国の陽子の元へ向かった。陽子は、求めに応じ動き出すが消えた麒麟を探し出すことができるのか。

◆『 白銀の墟(しろがねのおか) 玄の月(くろのつき) 第一巻から第四巻

『黄昏の岸 暁の天』の続編。戴国(たいこく)の王である驍宗(ぎょうそう)と泰麒が行方不明になって数年が経過した戴。慶国の陽子の助力のもと日本から戻った泰麒は、力をうしなっていた。隻腕の女将軍と力をうしなった泰麒は、驍宗を探し出すために旅に出る。王は生きているのか、それとも・・・。

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