七夕の由来とお願い事の短冊の色の意味とは?~五色の短冊の色のそれぞれの意味を解説~

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七夕には、古い歴史があり、短冊は色によって願い事の種類が変わってきます。短冊の色を選んで願い事を書いてみましょう。

七夕伝説と七夕の起源

彦星と織姫の伝説

七夕の織姫と彦星のお話は、中国で生まれた伝説です。こと座のベガ(織姫)とわし座のアルタイル(彦星)が天の川を挟んで美しく輝きを放つ夜空を見上げ、切なくも素敵な七夕のお話を考えたのです。このベガとアルタイルがもっとも美しく輝くのが7月7日(旧暦:2020年だと8月25日)なのだそうです。そのため、この日を1年に1度の許された逢瀬と紡いだ物語です。1年に1度だけ会うことを許された織姫と彦星は、今年の七夕も幸せな日を過ごせていますでしょうか…。

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七夕を『たなばた』と読むのはなぜ?

今度は日本のお話になりますが、まだ、仏教が伝わる以前、禊(みそぎ:けがれを落とす)の行事として『棚機(たなばた)』という神事が行われていました。この神事は、棚機女(たなばたつめ)と呼ばれる乙女が、神様に捧げる着物を織って棚にそなえ、秋の豊作を祈り、人々のけがれをはらうものでした。そのときに使われた織り機が「棚機」(たなばた)」といい、これが現在の七夕「たなばた」の読みの起源だといわれています。

これもまた、神秘的で素敵なお話です。七夕には、綺麗なおろしたての服を着て、穢れをはらって身を清めるのもいいですね。

お願い事をするのはなぜ?

さて、また中国のお話にもどりますが中国には、乞巧奠(きこうでん)と呼ばれる宮中行事がありました。織物の上手な織姫にあやかるため7日の夜に針や糸をお供えし、織物や縫物の上達を祈願していました。やがて、この行事が日本に伝わります。

さて、日本は平安時代、日本の宮中ではきらびやかで優美な国風文化がうまれていました。七夕の原型もこの時代にできます。中国から伝わった乞巧奠(きこうでん)を、日本の宮中でも行っていたのです。ここでも織姫にあやかり、着物などのお供えものをして裁縫や芸事の上達をねがいました。このとき、日本独自の風習が生まれます。里芋の葉にたまった夜露を『天の川のしずく』と考え、それに墨をとき、梶の葉に和歌で願い事を詠んだのだといいます。平安時代の優美な風習が七夕のはじまりだったのです。そして時代がすすみ、江戸時代になって庶民も七夕を楽しむようになります。この時代になって、現代の笹竹に願い事を書いた短冊をつるす七夕となりました。江戸時代からつづく五節句のひとつとなったのです。これからも、大切な風習として続くといいですね。

余談ですが、平安時代の梶の葉も笹竹も日本ではとても神聖なものとして扱われていました。竹の空洞には、神様が住むともいわれるのでやはり短冊は笹の葉につるしたいですね。そういえば、かぐや姫も竹から生まれたのでしたね。

さて、この短冊には色があります。七夕の歌にある五色の短冊のことですが、この短冊の色に重要な意味があるのです。

色によって、書く願い事をかえてみましょう

そもそも、七夕の起源は中国にあると申しました。そして、中国の陰陽五行には、万物は水、金、土、火、木の五つの要素からなりたつという考え方があります。短冊の五色は、この五つの要素から下記の色にあたります。

黒:五行にいう水(紫が使われることも)  『智』学業の向上

白:五行にいう金  『義』義務や決まりごとを守る

黄:五行にいう土  『信』信頼、友情を大切にする

赤:五行にいう火  『礼』親や祖先への感謝

青:五行にいう木  『仁』徳を積み、人間力を高める

願い事を書く短冊の色は、願いの内容で選ぶと良いようです。では、7月7日の七夕、おもいのままに素敵な七夕をお過ごしください。

  1. 中国からきたのですね…!!!

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